タランチュラのざっくりとした分類についてご紹介します。
バードイーター
新大陸(南北アメリカ)のタランチュラをバードイーターと呼びます。
バードイーターの多くが温厚な性質で、また多くが地表棲です。
タランチュラを始めようかなという方には入門種としてバードイーターがおすすめされます。
ケージを糸だらけにしたり、積極的に穴をほるなどしないので鑑賞がしやすいです。
危険を感じると毒性のある腹部の毛(刺激毛)を飛ばす種類がいます。バードイーター以外は刺激毛を持たないです。
代表的な種類としてGrammostola属、Brachypelma属、Aphonopelma属といったグループがあります。
バブーン
アフリカ大陸に生息するタランチュラの総称です。
気性の荒い個体が多く、体を起こして威嚇してきます。
強毒も多いです。玄人向けでしょう。
殆どの種類が地中棲か半地中棲で、地表棲とは違った飼育が楽しめます。
ウサンバラオレンジやソコトラアイランドブルーなどが代表的な種類にあげられます。
アースタイガー
アジアに生息するタランチュラの総称です。
生活様式はバブーンと似ており、地中に棲みつく種類から樹上性で樹木の雨露に棲み付くような種類もいます。
また全体的に荒いです。
コバルトブルーなどが代表的な種類にあげられます。
ツリースパイダー
樹上棲のタランチュラの総称です。
代表的な種類はアジアに生息するオーナメンタル(Poecilotheria属)やアメリカに生息するピンクトゥー(Avicularia属)の2グループです。
ツリースパイダーというくくりはかなり曖昧です。PoecilotheriaとAviculatiaなんて生息地から気性まで全然違いますから。
個人的には
- バードイーター
- バブーン
- アースタイガー
- その他(Poecilotheria, Aviculariaなど)
といった分け方でいいんじゃねえかと考えます。
グーティサファイアオーナメンタル(Poecilotheria metallica)やアンティルピンクトゥー(Caribena versicolor)などが代表的な種類にあげられます。
まとめ
特にありません。
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