その他の虫

オオムカデの飼育方法

ベトナムオオムカデなど低地型オオムカデの飼育方法です。

どんな生物にも言えますが、購入する際に湿度、温度管理や餌などはショップの人に良く聞いたほうがいいです。どのような環境で,どのような特性があるか調べる必要があります。

ムカデの飼育方法についてはムカデを中心とした
奇蟲専門店「Terminal Legs」さんがおすすめです。

様々な奇蟲の生態観察、撮影のために各地域を旅しておりそれを元にした飼育、繁殖を行なわれています。

また,世界各地の珍しいムカデを販売されているのでぜひご覧ください。

↓画像をクリックするとTerminal Legさんのサイトに飛びます。

以下,Terminal Legsさんを参考に低地多湿ムカデの飼育をまとめます。

飼育容器

長辺がムカデの全長の2倍以上のプラケースやアクリルケースがおすすめされます。

クリアスライダーは追加の空気穴を開けるか、ヒーターなど暖房器具から遠ざけてください。空気穴が小さめなので蒸れに注意します。

そのほかではレプタイルボックスレプタイルボックス ワイドがおすすめです。

ガラパゴスオオムカデやペルビアンジャイアントなど南米系超大型になるとレプタイルボックスワイドだったり衣装ケースを使うほかなくなるとか

湿度・温度

  • 温度22~28℃
  • 湿度50%以上

をつねに維持します。25℃くらいが平均温度になると良いでしょう。

水入れを設置した側半分を濡らし、もう半分は水を加えないようにすると湿度勾配ができて好ましいです。

エアコンまたは温室で保温するのが楽ですが,少数飼育の場合は蒸れに注意しながらパネルヒーターを使いましょう。

夏場はエアコンで管理してください。死にます。

床材

床材はピートモス、ミズゴケ、ヤシガラ、バーミキュライトがおすすめ。特にバーミキュライトは保水力が高いです。

Terminal Legs 床材

Terminal Legs では、赤玉土:バークチップ=8:2

赤玉土を先に入れるという方法で飼育をしています。

厚さは少なくとも5cm、欲を言えば10cmは敷くとよいでしょう。

底に近い部分が湿っており、上のバークは多少乾いている程度が

多くのムカデにとって理想的な環境であると考えています。

Terminal Legsでは、床材の交換は半年に1度を目安に行っています。

全く同じセットを組んで、ムカデだけをサッとピンセットで移動するシンプルな儀式です。

手早く行うこと、万一の脱走に備え周囲を整理しておくことが肝要でございます。

給水

浅い水入れに常に水を入れておきましょう。100円ショップで買える皿で良いです。

エサ

コオロギデュビアレッドローチジャイミルを与えます。

ムカデ全般、代謝が良く食欲旺盛ですが食わせすぎると栄養過多で死にます。

幼体であれば週に1~2回,成体サイズになると2週~3週に1回で十分なようです。

腹の側面の膨らみが減ってきていたり,普段より活発に徘徊しているときはエサを食べる確率が高いです。

個体の状態を見てエサを与え,食べなければ回収しましょう。

コオロギを手で掴みたい人以外は↓を買うんだ。

本来は水草を掴む用のピンセットだけどめちゃ長くて使いやすいです。

10cmくらいのピンセットだと間違って指噛まれますからね。

拒食・脱皮

Terminal Legs 脱皮

エサを食べない、つって焦らなくていいです。気になってケージ揺らしまくったり、触覚いじってみたりするとそれこそストレスです。

また1週間くらいしてからコオロギを落としてみてください。

それでも食べなかったら多分脱皮前です。脱皮後しばらくしてから餌をあげましょう。

あと卵を持っていると食べなくなります。そっとして刺激を与えないようにしましょう。

そもそも元気がなかったら湿度や温度を疑ってください。それかダニ。

隠れ家、シェルター

別になくてもいいです。卵を産ませたい場合は必要です。

コルクバーグや割れた植木鉢とかが良いでしょう。

奇虫販売

当サイトではタランチュラ・サソリの通信販売を行ってます.

定期的に更新しております。是非ご覧ください。



販売生体一覧を見る

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。