爬虫類や奇虫のエサとして用いられるレッドローチを紹介します。
デュビアとの違いをさらっと述べると
- デュビアは臭くないかわりに遅い。
- レッドローチは繁殖スピードは速いですが臭いかもしれない。
目次
レッドローチとは
レッドローチとは虫、両生類、爬虫類、小動物のための餌用ゴキブリです。
学名:Blatta laterlis
トルキスタンローチ、レッドランナーとも呼ばれます。
レッドローチはエサ用の虫としてかなり優れています。
レッドローチのメリット
壁を登れない
垂直でつるつるした壁は登れません。
家屋や建物で目にするチャバネゴキブリやクロゴキブリとは違いプラケースの壁は登れないので安心してください。デュビアと同様にストックが容易です。
ただ、汚れがこびり付いていたり、引っ掻き傷がついているような古いプラケなんかは登ることができてしまいます。
あんまり傷がついているようなケースは使わないのが無難です。
滅多に飛ばない
ケース内の高い所に登って雄が飛びおりることがまれにありますが、滅多に飛びません。
デュビアの雄と同様に、レッドローチの雄は飛ぶというよりも、滑空するといった様子です。
大事なことなので二度言いますが、自分からは飛び立ちません。
殖えやすい
ここはかなりのグッドポイントでしょう。
デュビアでは性成熟つまり成虫になるまでに半年、その後でメスは2,3か月に一度子供を持ちます。ゆっくり殖えます。
レッドローチの繁殖速度、繁殖サイクルはめちゃ早いです。
メスは2週間に一回くらいのペースで卵を持ちます。(雑調べ)。成虫が100もいれば一日に卵鞘4つくらい産み落とされるでしょう。
ていうか引くぐらい早いので逆に注意です。
餌切れ、水切れに強い
一か月に一回くらいラビットフードをぶちまけば生きてます。コオロギの貧弱さにげんなりしているみなさんに朗報でしょう。ときどき野菜くずをあげていれば水もいらないです。
ゴキブリは丈夫。
うるさくない
これもコオロギくんたちに圧勝する部分ですね。飼い主の生活に影響を与えないです。
多少はカサカサいいますけどまあ気になりませんね。
サイズがさまざま
小さい幼虫からある程度大きい成虫までいろいろなサイズを生体に与えることができるので便利です。
デメリット
ちょっと臭い?
油っぽいにおいがして臭いともっぱらの評判です。まあ消臭入りのラビットフードや、通気を意識することでかなり軽減できます。
あの油っぽいにおいがむしろ良い(?)などとおっしゃる輩もいるようですね。
素早い
かなりすばやいので、デュビアの遅さは忘れなければなりません。
ただしその素早い動きによって生体の食いつきは良いです。
ゴキブリである
見た目がゴキブリなので苦手な人は気の毒ですね。
まあ飼ってみると案外気にならないですけどね。
レッドローチの飼育方法
デュビアの飼育方法と同じです
(ページ移動何回もさせてごめんて)
衣装ケースにラビットフード、昆虫ゼリーぶちまきましょう。
レッドローチを繁殖させるときのコツ
これもデュビアの飼育方法にかいてある「デュビアの繁殖のコツ」と同じであります。
温かくしてエサを切らさないようにしましょう。
卵について
卵鞘ですが、ぶっちゃけ回収しなくていいと思います。
丁寧にやっていきたい人は回収してプラスチックのコップなんかに入れて霧吹きをするんでしょうが。
そんなことしなくても気にならないくらいすぐに増えますよ。
まとめ
コオロギの管理にうんざりしている方はぜひ導入してみてはいかがですか。
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