エサ虫

デュビアの飼育方法、繁殖のコツ

爬虫類、奇蟲の餌用ゴキブリであるデュビアの記事です。

デュビアってなんなん

デュビアとは虫、両生類、爬虫類、小動物のための餌用ゴキブリです。

学名がBlaptica dubiaなので、デュビアと呼ばれています。

画像の右から1つ目と2つ目が成虫。

右端の翅(羽)が長いのがオスでその隣の縞模様が目立つのがメスですね。他は幼虫であります。

デュビアが餌用の虫として優れている点はたくさんあります。

食虫性動物の餌としてコオロギが使われることが多いですが比較しながら書きます。

デュビアのメリット

動きが遅い、飛ばない、壁を登れない

動きがかなり遅いので人間でも余裕で捕まえられます。成虫の雄に羽がついていますが飛べないです。せいぜい高いところから落とした時になんとなく羽をばたつかせる程度で、自主的に羽ばたこうとすることはありません。垂直でつるつるした壁は登れません。デュビアはアルゼンチンの森林地帯出身ですが都会に住むゴキブリと比べるとザコ中のザコと言って差し支えないでしょう。コオロギ捕まえるのもめんどくさいし、脚とるのもめんどくさいですよね。

餌切れ、水切れに強い

一カ月に一回くらい人間の手一掴みぶんくらいのラビットフードをぶちまけどけば生きています。コオロギの貧弱さにげんなりしているみなさんに朗報でしょう。ときどき野菜くずをあげていれば水もいらないです。

うるさくない

これもコオロギくんたちに圧勝する部分ですね。飼い主の生活に影響を与えないです。

かさかさするかもしれないけど多少。

臭くない

臭くないよ。臭いについては、間違った飼育方法をして「デュビアが臭くないなんて嘘だから!」とかいう人いますが、うちではそういうことはないです。臭いを出さない飼育方法は後述します、餌と湿度の部分を読んでください。

大きさが様々

デュビアは孵化から、成虫になるまでに5回ほど脱皮して成虫になると思われますが、それぞれのサイズに差があるため、いろいろなサイズの餌としてストックできます。初令の幼虫は5mmほど。これならばトカゲ類のベビーの餌にいかがでしょうか?うちでは2~3cmの幼虫はレオパが食べています。また成虫は3.5~4.0cmほどで結構ボリュームがあります。やや硬そうな体ですが、私のようなある程度の大きさのトカゲならバリバリと食います。うちのダイオウサソリ君も成虫を食べているそうです。

ペットたちの餌用昆虫になるために生まれてきたんじゃねえかなとさえ思えるくらい、デュビアは素晴らしい。

とはいえデメリットも

1.床材に潜ってしまう

2.ゴキブリである

3.  繁殖速度が遅い

ということが挙げられます。

生きたままタランチュラやサソリに与えようとする際に、彼らって結構食べないときがあるじゃないですか。そうするとデュビアどもは土に潜っちゃって見つけられなくなるんですよね。

性成熟、つまり成虫になるまで一か月。そこからメスは3か月に一回くらいで子供を持ちます。これはレッドローチやイエコオロギに比べるとかなり遅いです。

あと見た目がゴキブリなので苦手な人は気の毒ですね。

デュビアの飼育方法

飼育はかなり雑で構わないです。

うちのセッティングはこんな感じです。

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開くと

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こんな感じですね。衣装ケースに卵パックを積んだだけで蓋もしてません。

カブトムシとかを飼育するプラケースでも大丈夫です。

床材は必要ないです。ヤシガラとか腐葉土とか入れちゃうと、ダニがわきやすくなります。床材を交換する際に潜っているベビーをふるい分けるのもめんどくさくなります。

卵パックは隠れ家であり、足場です。トイレットペーパーの芯も良さそうです。

餌、水

他の飼育者にはあまり知られていないのですが、パンの耳がかなりおすすめです。

食いつきも良いし、床を濡らして臭くなることがない。

他によくおすすめされるのはラビットフードです。デュビアは野生下においては森にすみ、植物を食べて暮らしていますから植物性の餌をあげてください。あとは野菜くずや昆虫ゼリーが大好きです。ブロッコリーの茎、ニンジンの皮なんかはすぐになくなります。野菜くずを与える際はかならず、お皿などに載せてください。ドッグフードやキャットフード、また熱帯魚の餌はやめたほうがいいです。犬や猫、魚の餌には動物性のたんぱく質が多く含まれており、臭いの原因になります。

水入れは必要ないです。ときどき野菜くずや昆虫ゼリーを与えていれば水分はとれます。ただ、あまりにも水分不足だと共食いらしき行動をすることがあります(特に成虫の♂同士が互いの羽をかじり合う)。そのくらい極度に水分不足の時は、脱脂綿に水を含ませたものを浅い皿などに入れて水分をとらせてください。

温度、湿度

・温度は人間が普通に暮らせる温度なら耐えられるようです。東北とか北海道の冬は暖房かけっぱかパネルヒーターを飼育ケースの3分の1から2分の1をカバーするくらいに設置してください。パネルヒーターを全面にセットしてしまうと、デュビアが暑いと感じたときに逃げ場がなくなります。(繁殖させる場合の温度設定はもうすこし下に書いておきます。)

・湿度はかなり重要です。とはいっても乾燥気味にさせていれば大丈夫です。霧吹きは絶対にしないでください。卵パックにかかって湿気がこもると臭くなります。また、デュビアたちが弱る、と言われています。(正直、湿度が高い時にデュビアたちに悪影響がありそうな様子を感じたことはありません。ただ、糞が湿気を吸うと臭いを出すので、乾燥気味にすることはめちゃめちゃ大事です。)


掃除

死骸を見つけたら取り除くようにしましょう。ぶっちゃけ乾燥させとけば死骸を見つけることはほとんどないです。

糞の臭いが感じられるようになったら糞を捨ててください。この時、完全にきれいにするのではなく少し糞を残して下さい。糞にはデュビアのフェロモンが含まれていて、あまりにもきれいな状態のケースにデュビアを戻すと彼らが落ち着きません。生活感のない家にお呼ばれしたときに落ち着かないのと同じです。これもぶっちゃけ、乾燥させとけば掃除なんか一年に一回ぐらいでいいと思います。

やってはいけないこと

これはどのデュビアブログにも書いていないのですが、成虫の♂だけでの過密飼育はやめてください。めちゃめちゃ活性化して、互いに殺し合います。おっさんばっかりのむさくるしい満員電車に何日も詰め込まれてたら気が狂いますよね、それと同じです。

デュビアを繁殖させるときのコツ

ほおっておいても交尾して子供作ります。産卵床とかはいらないです。

・過密状態にして、♂:♀が3:7くらいになるようにしてください。

・25~30度を保ってください。夏以外ならパネルヒーターも設置したほうがいいです。

・餌として昆虫ゼリーをおすすめしましたが、タンパク質配合の昆虫ゼリーが威力を発揮します。あとパンの耳。栄養価が高いものがいいです。

飼育ケースを極力いじらない。デュビアたちを驚かせてしまうと彼らの生活がすべてストップします。できるだけ驚かせないようにしましょう。できるだけ人通りのない場所に飼育ケースがおけるなら彼らはそこが楽園です。この項目はかなり大事です。

 まとめ

コオロギの管理にうんざりしている方はぜひ導入してみてはいかがですか。

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