プレデタービートルを紹介します。
名前が怖いですよね。
飼育難易度は高くないです。デザートへアリースコーピオンと飼育方法が似ています。
プレデタービートルとは?
外国産のオサムシのことを総称してプレデタービートルと言います。
輸入される大半はアフリカから来るオサムシですね。
プレデターのビートルというわけで恐ろしい顎が特徴的ですね。
価格と寿命
エジプシャンプレデタービートル(Anthia sexmaculata)は3000円くらいから買えます。
サウスアフリカンプレデタービートル(Anthia cinctipennis)はもっと高価で1万円くらいの値段がつきます。
エジプシャンのほうが白い斑点があらわれる種類で、サウスアフリカンのほうは斑点が現れません。また流通する種のほとんどがエジプシャンのほうで、サウスアフリカンのほうはレアだと言えます。
どちらも寿命は1年から1年半ほどと言われていますが、5年ほど生きた記録もあります。
飼育者が少ないようでなんとも言えないです。
飼育容器
プラケースがいいです。体長の5倍くらいの幅があったほうがいいです。
走り回るので。
クリアスライダーは見た目がきれいで観察がしやすいです。空気穴が小さいので蒸れに注意してください。追加の空気穴を開けるか、暖房器具から少し離しましょう。
湿度・温度と床材
乾燥を常に保ってください。霧吹きはいりません。
温度は20~30℃くらいを維持すれば問題ないです。
床材は爬虫類用の砂や、赤玉土などを使用します。湿気がこもらないものがおすすめです。
厚く敷く必要はないので5㎝も敷きゃあ十分です。
給水
おぼれないような浅い水入れを使ってください。
あんまり水をこぼさないように。
エサ
コオロギやデュビア、レッドローチ、ミルワーム、ジャイアントミルワームが良いです。
週に1回くらい、体の大きさくらいのやつを一匹ケースに投げ入れとけばいいです。
結構よく動くので代謝は良いです。拒食することは少ないでしょう。
コオロギを手で掴みたい人以外は↓を買うんだ。
本来は水草を掴む用のピンセットだけどめちゃ長くて使いやすいです。
10cmくらいのピンセットだと間違って指噛まれますからね。
2個のうち1個はお箸にでもしてください。(27cmピンセットの単品が売ってない)
そういえば昆虫ゼリーも食べますがゼリーだけで飼育するのはおすすめしないです。
多頭飼育
広い飼育ケージなら可能です。喧嘩とかしません。
隠れ家、シェルター
多頭飼育する場合、シェルターなどを用意したほうがよいです。
乾燥させるので、卵パックでも問題ないです。
見栄えが良いかどうかは別として。
毒は?
プレデタービートル(Anthia属)は危険を感じると蟻酸を噴出します。目に入らないようにしてください。
噛まれても体には影響ありませんが、絶対痛いです。
まとめ
顎を動かして捕食する様子が面白いのでぜひチャレンジしてください。
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