ヒルに吸血された場合の対処を紹介します。
山で遭遇するヤマビル、川や田んぼなどで見るチスイビルがいますが、どちらも対処は同じです。
ヤマビルに噛まれる前の予防・対策は↓
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はがし方
吸血されているのを発見したら、さっさとはがしましょう。
ダニと違い、頭がちぎれて残ることはありません。
実は無理やりはがしてしまっても大丈夫ですが
以下のどれかをヒルにかけることで簡単にはがせます。
- 塩または食塩水
- 消毒用エタノールなどのアルコール
- 虫よけスプレーや殺虫スプレー
- 冷却スプレー
- ライターなどの火
特に簡単にはがせるのはヒル対策スプレー「ヒル下がりのジョニー」
これは、そもそもヒル被害予防のためのものです。ヒルよけスプレーの中で一番優れてるやつなので、一本は持っておくとよいでしょう。
傷の処置
以下の順番で処置を行います。
- 流水で傷口をよく洗う。
- このとき、傷口の周りをつねるようにして血を押し出す(ヒルジンの排出)
- (できれば)消毒用エタノールなどで傷を消毒する
- (できれば)抗ヒスタミン剤を塗布する。
- ヒルは殺す。
1番と2番をこなせば十分です。
抗ヒスタミン剤には👇のような新レスタミンコーワ軟膏がおすすめ
もし持っていればポイズンリムーバーを使うのも良いです。体液の排出が早まり、痒み軽減につながります👇
ヒルジンとは、ヒルが吸血の際に分泌する物質。血液凝固を妨害する効果がある。ヒルジンが残ったままだと出血が5,6時間は止まらない。
ヒルジンは毒ではありません。ただし貧血状態を防ぐために、傷口をつねってしっかりヒルジンを排出しましょう。
やってはいけないこと
消毒の際、アンモニアが含まれているものは使ってはいけません。
例:キンカン
その後の症状
正しい処置が行われていれば3時間もかからず血は止まります。
※血が止まるまでの時間には個人差あり
かゆみはまあまあ残るかもしれませんが掻きむしらず我慢しましょう。
キンカンは使わないほうが無難です。
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