タランチュラ、サソリなどの暖房、保温はどうするのって話です。
(レオパ、フトアゴヒゲトカゲ,コーンスネーク、ボールパイソンなど爬虫類にももちろん使えます。あと両生類)
最悪でも20℃は維持してください。
温度維持の仕方ですが
- 温室を設置する
- 温室内に暖房器具を設置する
という手順です。
【2020/09/26追記】
保温についての動画出しました。動画が好きな人はぜひどうぞ。
目次
温室はどうやって用意するの
3つの方法を紹介します。
- メタルラック温室
- ビニール温室
- ガラス温室
メタルラック温室がおすすめです。
メタルラック温室の場合
結局メタルラックが一番いいよ。ビニール温室より頑丈でガラス温室より安い。
飼育数によっては「スペースが余る~」とお考えのそこの奥さん、ご安心ください。別にクモだのサソリを置かなきゃいけないわけじゃないから、生活用品の収納として使えばいいじゃないですか。はい解決。
↓のようなアイリスオーヤマのメタルラックが鉄板でおすすめです。このサイズでなくともいいんですが、後で紹介するビニールシートがこのサイズにぴったり合います。
- メタルラックを買います。(キャスターはつけない)
- ビニールシートを買ってかぶせる。上で紹介したメタルラックには↓の商品を買うことで、サイズがぴったり合います。
自分でビニールシート作ったりしてもいいです。
温度が保てりゃなんでもいい。 - 暖房をつける。暖房器具については下の方でお話します。
ビニール温室を買う場合
金が無い人はビニール温室を買いましょう。
この商品は2段、3段、4段と飼育規模によって選べます。
だいたい1段でタランチュラ6匹くらい飼えるので
2段で12匹、3段で18匹とか……もちろん種類にもよります。
※この温室はかなりぐらつくので、ガラスケースなど重いケースを使いたい人は買わないでください。普通のプラケースならいいと思います。ぶっちゃけこの温室はおすすめできない。
ガラス温室を買う場合
高いなあ!!
爬虫類、奇虫の沼に浸かったらこれを買ってください。
暖房はどうするの
- 最悪20℃くらいは維持したい
- 維持できているか,必ず温度計を見て確認する。
何を使って温度を上げるか説明していきます。
小さな温室の場合
2段くらいの小さな温室ならパネルヒーター何枚か置いとくだけで十分かと思います。
地域差などあるので一応温度計見て確認してください。
プラカップで飼育するような幼い個体しかいない場合は
↑のようにプラカップとパネヒの間に何か挟んでください。
画像では、例として空のプラケースにプラカップを入れています。
直接パネヒの上に置かないようにしましょう。高温になりすぎます。
(温度が上がらそうな場合は直置きしてしまいましょう。ただし、その場合は蒸れを防ぐために空気穴をめちゃめちゃ開けて)
中~大規模な温室の場合
4段とか規模大きめのになると園芸用のヒーターが最適です。
爬虫類・奇虫飼育者の95%がこのヒーター使ってると思う。(当社調べ)
サーモスタットがついているので、設定温度を下回ると自動で稼働します。
設定温度に達したら自動で消えるので暑くなりすぎることもなく、死ぬほど便利です。
まとめ
結局メタルラックが一番いいよ。
ビニール温室より頑丈でガラス温室より安い。それで園芸ヒーター買えば終わり。
そんなに金をかけるくらい、沢山は飼わないって?
大丈夫です。結局はまっていくと増えていきますよ。
さらに沼にはまっていくと生き物の数が増えすぎていきますよね。そうすると温室管理より、一日中エアコン暖房のほうが割りがいいって事態にもなるんだが、それはまた別の話。
奇虫販売
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