タランチュラ・サソリを飼育していると悩まされるのが、餌を食べないという状態です。
結論から言いますが,水分を与えていれば数か月食べなくとも問題ないです.
これは何が原因なのか、どうにかして食べさせたほうが良いのかという疑問に答えます。
以下「タランチュラ・サソリ」と表記するのがめんどくさくて、「タランチュラ」だけ記述しますがサソリも同様です。
そもそも
そもそもタランチュラだのサソリっていうのは食べたのものを消化するのがそんなに早くないです。犬や猫じゃないんだから。
そこらへんのウェブサイトは「成体に3日に1回くらい」っていう給餌頻度をおすすめしていますが、これはちょっと多すぎです。(幼体は3日に1回くらいでいい)
個体によっては1年くらい水だけで生きるやつもいますから、1か月そこらで騒がないでください。
ただし、エサは食べなくとも水はよく飲みますから水は切らさないように。
食べない原因
考えられる原因は二つです。
- 脱皮前または産卵前である。
- 湿度、温度が低い。
- エサが好みでない。
- ていうかそろそろ寿命
順にみていきましょう。
脱皮前、産卵前
食べない理由の80%はこれです.
タランチュラは脱皮の前や、卵をお腹に抱えているときは食べません。
これらの場合は、脱皮や産卵して1週間くらい間をあけてから給餌してみてください。
温度、湿度が低い
幼体からジュブナイル(若い個体)のタランチュラにありがちなのが、温度と湿度が低いという原因です。
エサをあげる前日からパネルヒーターの上に飼育ケースを置いてやりましょう。
エサが好みでない
エサのサイズが合っていない、そもそもエサだと認識していないという原因が考えられます。
成体のタランチュラにデュビアのベビーをあげても「は?」みたいな顔します。
あとは、ミルワームしか食べない、レッドローチしか食べないなんていうグルメな個体もいます。悩ましいですね。何が不満なんだ。
どんなエサを与えているかは必ず購入時にお店の人に聞きましょう。
ていうかそろそろ寿命
悲しいかな、寿命が近づいたらもうそっとしておいてやりましょう。
とは言ったもののタランチュラだのサソリは長命(10年とか)ですから、この原因でエサを食べない状況に遭遇するのは飼育を始めて何年も経った後です。
まとめ
最初にも言いましたが、エサを食べなくなってもそんなに心配しないでください。
ベビーでも半年くらい食べない種類もいますので。
奇虫販売
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