エサ虫

デュビアの飼育方法、繁殖のコツ

爬虫類、奇蟲の餌用ゴキブリであるデュビアの飼育、繁殖方法です。

結論から書きます.

  • 衣装ケースに卵パックを入れる
  • ラビットフードを1袋分ぶちまける
  • 自動給水機を設置する
  • 大きい段ボールに衣装ケースを入れる.

デュビアの繁殖ケースは,この環境構築をしたら半年放置でいいです.

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デュビアの飼育方法

飼育ケージ

飼育ケージは,カブトムシなんかの飼育用プラケースがおすすめです.

さらに規模を大きくして,繁殖させるようであれば衣装ケースを使いましょう.

詳しくは↓

床材,シェルター

床材は必要ないです。ヤシガラとか腐葉土を入れちゃうと、ダニがわきやすくなります。床材を交換する際に潜っているベビーをふるい分けるのもめんどくさくなります。

シェルターとして紙製の卵パックを入れてやります.

隠れ家であり、足場になります。トイレットペーパーの芯も良さそうです。

大切に大切に育てたければこういう高級なエサを食べさせるといいんじゃないですか。(500gと200gで値段が150円しか違わないのウケる)

「爬虫類や奇虫に与えるエサ虫」が食べるエサなので、良質なものに越したことはないですね。

ぶっちゃけ↓を与えれば十分です。

エサに使えるもの

  • ラビットフード
  • パンの耳
  • 野菜くず
  • カブト,クワガタ用のゼリー
  • 穀物の粉(小麦粉とか)

デュビアは野生下においては森にすみ、枯れ木を食べて暮らしていますから植物性の餌をあげてください。

ラビットフードは鉄板です.

こういう安いやつでいいので転がしとくと問題ないです.

あまり知られていないのですが、パンの耳もかなりおすすめです。食いつきも良いし、床を濡らして臭くなることがない。

あとは野菜くずや昆虫ゼリーが大好きです。キャベツ、ニンジンの皮なんかはすぐになくなります。これらは水分補給にもなります.

※野菜くずを与える際はかならず、お皿などに載せてください。糞に水分が及ぶと臭います.

与えるべきでないもの

  • ドッグフード
  • キャットフード
  • 金魚,熱帯魚のエサ
  • 肉,魚類

その他,原料が肉や魚のもの

これらは動物性のたんぱく質が多く含まれており糞が臭うようになります.

ミルワームやコオロギはよく食べるかもしれませんが,デュビアは草食です.

給水

水入れはあったほうが良いです.

脱脂綿に水を含ませたものを浅い皿などに入れて水分をとらせてください。

楽をしたい方には,これ↓めちゃめちゃ便利でおすすめです.

容器に水を入れておくと外部の紐の部分が湿り,そこから虫が水を飲むことができます.

(運が悪いと水漏れする製品に当たるようです。うちは大丈夫ですが

そのような場合ボンドなどで補強しましょう)

これを置いとくと,頻繁に水分補給したり,野菜くずを入れる必要はないです

水分不足だと共食いらしき行動をすることがあります(特に成虫の♂同士が互いの羽をかじり合う)。

温度

温度は人間が普通に暮らせる温度なら耐えられます.

温室をお持ちの方は寒くなってきたら,入れてあげてください.

東北とか北海道の冬は暖房かけっぱかパネルヒーターなどの保温器具を使用しましょう.

湿度

湿度はかなり重要です。とはいっても乾燥気味にさせていれば大丈夫です。

霧吹きは絶対にしないでください。卵パックにかかって湿気がこもると臭くなります。

また、デュビアたちが弱る、と言われています。

(正直、湿度が高い時にデュビアたちに悪影響がありそうな様子を感じたことはありません。ただ、糞が湿気を吸うと臭いを出すので、乾燥気味にすることはめちゃ大事です。)

掃除

死骸を見つけたら取り除くようにしましょう。ぶっちゃけ乾燥させとけば死骸を見つけることはほとんどないです。

糞の臭いが感じられるようになったら糞を捨ててください。この時、完全にきれいにするのではなく少し糞を残して下さい。糞にはデュビアのフェロモンが含まれていて、あまりにもきれいな状態のケースにデュビアを戻すと彼らが落ち着かないと言われます。

やってはいけないこと

これはどのデュビアブログにも書いていないのですが、成虫の♂だけでの過密飼育はやめてください。めちゃめちゃ活性化して、互いに殺し合います。おっさんばっかりのむさくるしい満員電車に何日も詰め込まれてたら気が狂いますよね、それと同じです。

デュビアを繁殖させるときのコツ

ほおっておいても交尾して子供作ります。産卵床とかはいらないです。

  • 過密状態にして、が3:7くらいになるようにしてください。
  • 25~30℃を保ってください。夏以外なら保温器具を設置したほうがいいです。
  • 餌として昆虫ゼリーをおすすめしましたが、タンパク質配合の昆虫ゼリーが威力を発揮します。あとパンの耳。栄養価が高いものがいいです。
  • 飼育ケースを極力いじらない。デュビアたちを驚かせてしまうと彼らの生活がすべてストップします。できるだけ驚かせないようにしましょう。人通りのない場所に飼育ケースがおけるなら彼らはそこが楽園です。ケージを段ボールに入れてしまうのもおすすめ。この項目はかなり大事です。

まとめ

コオロギの管理にうんざりしている方はぜひ導入してみてはいかがですか。

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